スマホ使ってマルチカメラで出来る有料ライブ配信案

まず初めに弊社は音と映像のクリエイティブカンパニーとしてV系から演歌と言ったポピュラーミュージックや和楽器やオーケストラ等の芸術系と幅広いジャンル、有名、無名、メジャー、インディーズ問わず多くの音楽映像制作(主にマルチカメラ、マルチ音声収録の記録映像を得意とする)やCSTV番組、CM、企業系映像、プロレス、格闘技大会の煽り映像と多岐にわたるエンターテイメント的なクリエイティブ経験、実績がある。
とくに『低予算』という案件でありながらクオリティを求めるクライアントが多く「困った時はサウンドプロアーティスト(以下SPAと表記)」と言っていただくことも多い。
今回のコロナ禍で、僕たちが愛するライブハウスのためアーティスト、プロダクションなどのエンターテイメント事業者に微力ながら今回の『設備投資0円、スマホ使ってマルチカメラで出来る有料ライブ配信方法』を役に立つならばということで今回のライブ映像有料配信サービスに行き着いた経緯や制作方法を公開いたします。
愛読書「ビデオサロン」のWeb 記事の用に初心者の方にもわかりやすい形で書くので、なるべく専門的な用語を使用せず大変回りくどいかもですがご了承ください。

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□企画のスタート
元々は昨年Morgana(以下モルガーナと表記)の山口オーナーから弊社にモルガーナの映像配信を含む事業コンサルの依頼を受け、店長BARA君(以下バラ君と表記)から「空き日を使用してライブ配信をやりたい、という話だった。記録映像を得意業務としメジャー、インディーズ、メタルからオーケストラまで多くのコンサート映像作品制作経験のある弊社的には「どれくらいの予算で、どんな風にやりたいの」くらい、ぶっちゃけモルガーナだから100〜150万くらいの少額の初期設備投資予算で簡単なシステム作っちゃおうくらいで打ち合わせの席についたのだが、モルガーナ側から提示された額は1円でも安く、叶うならば持ち出し0円。
「低予算にもほどがありすぎ、こんなのありえん!」とほぼ即答に近い感じで断ろうと思ったのだが、無茶の理由はシンプルで「バンドからお金は1円でも多くとりたく無い」という地元密着型で若手登竜門的経営スタイルを心情とするモルガーナのバラ店長らしいコメント。
けして儲かっているとは言えないモルガーナ、でも常にバンドファーストであるところは素晴らしいことなので何か方法はないか考えてみようとなった。

この時点でモルガーナにある音響システムを除くスペックは定点で使用されている90年代に活躍した伝説的業務用ビデオカメラSony VX1000のみ、厳しい言い方だが令和という時代には事実上「無い」に等しい環境の中、企画はスタートする。


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●【第1章】バッドは死を意味する~【第3章】ネット、視聴環境
●【第4章】コロナ禍を生き残るために~【第5章】なにを切り捨てるか?
●【第6章】撮影使用設備~【第7章】実際の撮影
●【第8章】編集準備~【第9章 編集】
●【第10章 映像公開】

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